銀行員からUSCPA

【悲報】銀行業務検定は転職で役立たない!3つの理由や取得すべきおすすめの資格を紹介

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銀行業務検定は、銀行で働くうえでは効果を発揮する資格です。業務に必要な知識を身につけられたり、昇進の条件になっていたりします。

しかし、残念ながら、転職する際には役立ちにくいです。特に、金融以外の業界では、取得しても評価されない傾向にあります

たけぞう

「せっかく銀行業務検定を取得したのに履歴書に書けない…」と悩む方も少なくありません。

この記事では、転職を考えている銀行員に向けて、

  • 銀行業務検定の取得をおすすめできない理由
  • 転職を有利に進める方法
  • 銀行業務検定以外に取得したい資格

などを紹介します。

最後まで読むことで、ノルマに縛られない企業へキャリアチェンジしたり、年収を3倍以上に上げたりする方法がわかります。ぜひご一読ください。

この記事を書いている人

たけぞう
米国公認会計士(USCPA)

ポケモンにハマって単位ギリで地元の駅弁大学卒業→銀行に入社するもツラすぎて1年で退職(年収300万)→税理士試験に挑むも1科目も合格できず挫折(年収380万)→働きながら1年10か月でUSCPA取得→BIG4監査法人金融部転職(年収600~690万)→大手FAS(年収910万)

凡人がUSCPA(米国公認会計士)試験の勉強方法や、USCPAを活かした転職方法について発信してます。

USCPA(米国公認会計士)資格のおかげで凡人の私でも5年で年収380万円から910万円に

銀行業務検定についてサクッと解説

銀行業務検定とは、銀行業務検定協会が主催している民間の資格です。銀行員が業務をするうえで、必要な知識を身につけることを目的としています。

銀行業務検定の科目と級数は、以下のとおりです。

科目級数
財務財務(2・3・4級)
法務・融資管理3級
・法務(2・3・4級)
税務税務(2・3・4級)
年金年金アドバイザー(2・3・4級)
信託・証券・証券3級
・信託実務3級
金融経済金融経済3級
為替外国為替2・3級
マネジメント・金融リスクマネジメント2級
・営業店マネジメントI・II
相続相続アドバイザー(2・3級)
預かり資産等・投資信託(2・3級)
・金融商品取引3級
・保険販売3級
・預かり資産アドバイザー(2・3級)
融資・渉外・窓口セールス3級
・デリバティブ3級
・経営支援アドバイザー2級
・法人融資渉外(2・3級)
・個人融資渉外3級
・事業承継アドバイザー3級
たけぞう

数は多く、全部で30種類以上の試験があります。

銀行業務検定には、1級がありません。そのため、2級が最も難しい試験となります

転職のために銀行業務検定の取得をおすすめできない3つの理由

銀行業務検定は、転職のために取得するのはおすすめできない資格です。主な理由は、以下の3点です。

  1. 取得しても評価されにくい
  2. 試験の種類が多い
  3. 求人数が少ない

「銀行業務検定を取得しようか悩んでいる」という方は、申し込む前にぜひ確認しておきましょう。

1.取得しても評価されにくい

銀行業務検定は、あくまでも銀行の業務で必要な知識を身につけるための試験です。そのため、転職時には取得してもアピールしにくいというデメリットがあります。

また、銀行から他の企業へキャリアチェンジする際には評価されにくいです。特に金融以外の業界では、資格を持っていてもプラスに働く可能性は低いでしょう。

さらに「銀行業務検定を持っているからすごい」と思われることもほとんどありません

たけぞう

せっかく取得したのに、資格をアピールできないのは嫌ですよね。

2.試験の種類が多い

銀行業務検定は、全部で30種類を超える試験があります。すべてを取得する必要はありませんが、転職を視野に入れるなら以下の3つは取得しておきたいところです。


銀行業務検定で合格しておきたい試験
  • 財務
  • 税務
  • 法務
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この3つの試験は、中途採用の求人票でも条件に記載されていることが多いです。

また、銀行業務検定では、数多くの試験にひとつひとつ合格する必要があります。取得のために各分野を学習しなければならず、資格としてコスパがよいとはいえないのです。

3.求人数が少ない

銀行業務検定は、求人数が少なく転職では役に立ちにくいです。

参考として「doda」で調べた、銀行業務検定と他の資格の求人数を比較してみましょう。

資格求人数(2023年9月時点)
銀行業務検定145件
FP2級339件
宅建844件
日商簿記2級1,986件
USCPA(米国会計士)282件
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上記の表から、銀行業務検定の求人数は少ないことがわかります。

さらに、求人数が少ないうえに、求人の待遇や条件などもよくはありません

なお、USCPA(米国会計士)は一見求人数が少ないように思えますが、銀行業務検定と比べると高年収企業へ転職する際に役立ちます

銀行業務検定しか持っていない銀行員が有利に転職する3つの方法

銀行員のなかには、銀行業務検定の資格しか持っていない方も多いのではないでしょうか。この状態で転職する場合、どのように行動したらよいのかわからないですよね。

こちらでは、銀行員が有利に転職するための3つの方法を解説します。

  1. 銀行業務検定を条件としている求人を探す
  2. 転職エージェントを活用する
  3. 別の資格取得を目指す
たけぞう

行動に移すことで、転職を成功へと導けるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください!

1.銀行業務検定を条件としている求人を探す

歓迎条件として、銀行業務検定を提示している求人があります。たとえば、金融系のエンジニアや商社などが挙げられます。

ただし、このような金融以外求人の数は非常に少ないです。銀行業務検定で歓迎されるのは、他の銀行や保険会社、証券会社などがメインとなるでしょう。

たけぞう

「金融業界以外に転職したい」と考えている方の希望は叶えにくいです。

さらに、歓迎条件ではあるものの、銀行業務検定の2級を要求されているケースが多く見受けられます

銀行業務員検定を取得しても、転職市場において評価される機会は少ないです。取得する労力を考えてもコスパはあまり良くない資格と言えるでしょう。

2.転職エージェントを活用する

転職エージェントは、自分が持っている資格や希望条件などに応じて求人を紹介してくれるのがメリットです。非公開求人が多いため、自分では見つけられない穴場の求人を見つけられます

たけぞう

非公開求人は、人気の企業だったり待遇がよかったりする傾向にあります!


また、転職エージェントは、面接対策や職務経歴書の添削などをおこなってくれることも特徴のひとつです。そのため、初めて転職する方でも安心です。

なお、銀行員の転職には、ぜひ「コトラ」を利用しましょう。金融業界に特化しており、銀行業務検定の資格を活かせる求人を紹介してもらいやすいです。

関連記事「【銀行員におすすめ】コトラの評判を調査!口コミから見る利用に向いている人の特徴を紹介」では、コトラについて深掘りしているので、あわせてチェックしてみてください。

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3.別の資格取得を目指す

転職を視野に入れるのであれば、銀行業務検定以外の資格を取得しましょう。

資格のなかには、銀行業務検定で学んだ知識を活かせるものがあります。そのため、知識が0の状態よりも取得しやすいです。

たけぞう

転職を有利に進めたいなら、ぜひ別の資格を取ることを推奨します!

銀行員におすすめの資格は、本記事中の「転職におすすめの銀行業務検定以外の資格5選」にて紹介しています。

転職におすすめの銀行業務検定以外の資格5選

銀行業務検定は、資格として評価されにくく転職のための取得するのはおすすめできません。そのため、別の資格の取得を目指しましょう。

たけぞう

とはいえ、どんな資格をとればよいのかわかりませんよね。

こちらでは、銀行員におすすめの資格として以下の5つを紹介します。

  1. 日商簿記2級
  2. 宅建
  3. FP2級
  4. 行政書士
  5. USCPA(米国会計士)

どの資格も銀行業務検定や業務上で学んだ知識を活かせるものです。難易度についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

その他におすすめのしたい資格は、関連記事「銀行員おすすめの資格10選|資格で年収200万アップした元銀行員が解説」にて紹介しています。あわせてご覧ください。

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1.日商簿記2級

日商簿記は、企業会計に関する基本的な知識が問われる資格です。

1~3級があり、数字が小さくなるごとに難易度が高くなります。

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つまり、3級が最も簡単で、1級は最も難しいということです。

日商簿記3級は経理業務の入門的な立ち位置です。そのため、転職に役立てたいのなら2級以上の取得を目指しましょう

なお、2級の合格率は、20~25%です。3級に合格していなくとも、いきなり2級にチャレンジできます。

銀行員が日商簿記を取得するメリットや合格のコツは、関連記事「【銀行員に必須】簿記を取得するメリット5選!3つの勉強法と難易度を解説」にて紹介しています。ぜひご一読ください。

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2.宅建

宅建とは、不動産取引の専門家である宅建士を証明する資格です。

銀行員は、融資担当になると、融資をおこなう際に不動産担保登記や不動産評価などをします。そのため、業務で得た知識を資格取得に活かせるのがメリットです。

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宅建を持っていると、主に不動産の転職に有利に働きます。

なお、合格率は15~18%です。難易度は高めなので、きちんと対策を練って試験に臨む必要があります。

宅建について詳しく知りたい方は、関連記事「【元銀行員が力説】銀行員が宅建を取得するメリット6選!難易度や合格のコツを紹介」をご覧ください。合格へ導くための学習方法を紹介しています。

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3.FP2級

FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金に関する知識が問われる資格です。保険や年金、税金などが出題されます。

FPは1~3級が展開されています。転職を目指すのなら、2級の取得を目指しましょう

なお、FP2級を受けるためには、3級に合格しておく必要があります。

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ちなみに、日本FP協会が定義するFP実務経験が2年以上であれば、いきなり2級を受験することも可能です。

FP2級の合格率は、40~50%です。数字だけ見れば、今回紹介する資格のなかでは最も合格しやすい資格といえます。

FPの資格取得を目指している方は、関連記事「【2級以上が吉】銀行員にはFP取得がおすすめ!6つのメリットや難易度を徹底解説」がおすすめです。ぜひチェックしてみてください。

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4.行政書士

行政書士とは、行政と国民のパイプ役となる仕事をおこなうための資格です。

業務内容は、主に以下の3つに分類されます。


行政書士の業務内容
  • 官公署へ提出する書類、権利義務や事実証明に関する書類を作る「書類作成業務」
  • 申請を代わりに行う「許認可申請の代理」
  • クライアントからの相談を受け、アドバイスを行う「相談業務」

具体的には、建設業を始める場合に提出する「建設業許可申請書」を作成したり、自動車の名義変更手続きやナンバー変更をしたりします

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行政書士の合格率は、10~15%と低めです!

5.USCPA(米国会計士)

USCPA(米国会計士)は、名前のとおりアメリカの会計士の資格です。日本の会計士とは異なり、会計以外にも英語のスキルがあることを証明できます。


銀行員がUSCPAを取得するメリット
  • 銀行の業務を活かしやすく勉強しやすい
  • 監査法人といった高年収企業へ転職できる
  • ノルマや転勤から解放されやすくなる

USCPA(米国会計士)の試験は、 会計やファイナンスなど銀行員の業務で得た知識を活かせます。そのため、0から始めるよりも合格しやすいのがメリットです。

さらに、USCPA(米国会計士)の転職先は専門職になるため、ノルマや転勤から解放されやすくなるでしょう

たけぞう

私も実際に取得しており、銀行員時代から比べると年収が約3倍になりました!

日本在住者の平均合格率は34%であり、きちんと学習を進めれば現役の銀行員でも働きながら資格取得を狙えます。関連記事「銀行員にUSCPA取得をおすすめする理由5選|元銀行員のUSCPAホルダーが解説」では、魅力を深掘りしているので、ぜひ参考にしてみてください。

銀行員にUSCPA取得をおすすめする理由5選|元銀行員のUSCPAホルダーが解説 この記事で解決できる悩み 銀行の将来が不安…銀行員はこれからどうすべき? なぜUSCPA(米国公認会計士)を銀行員にすすめてい...

転職したい銀行員は銀行業務検定以外の資格取得を目指そう

銀行業務検定は、転職する際には役立ちにくいです。資格として評価されにくかったり、求人数が少なかったりなどのデメリットが目立ちます。

銀行員が転職を有利に進めたいなら、日商簿記2級や宅建、USCPA(米国会計士)などの資格を取得しましょう。これらの資格を持っていると、金融以外の企業への転職でも評価されやすいです。

たけぞう

特におすすめなのは、USCPA(米国会計士)です!
私も実際に取得しており、年収アップや監査法人への転職に成功できました。

銀行に勤めながらUSCPA(米国会計士)に合格したいなら、アビタスのUSCPA講座を活用しましょう。カリキュラムが整っているため、独学よりも効率よく資格取得を目指せます。

銀行業務検定以外の資格を取得して、転職を有利に進めましょう。

以上!

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