- USCPAに興味あるけど、どの予備校がいいかわからない
- 予備校選びで失敗して、受講料50万円以上がムダにならないか不安
- Twitterで予備校の不満を言っている人を見かけるけど、何が本当かわからない
USCPAを取得するうえで、予備校選びは最も重要です。自分に合わない予備校を選んでしてしまうと、USCPA試験の場合、なかなか合格できない沼にハマり、1回の試験料約7万円を毎回ドブに捨ててしまう可能性もあります。
私の同僚は予備校選びを間違えてしまい、3年以上かかっても全科目できていませんでした。
そこで今回は、USCPA予備校のアビタスとTACを、両校ならではの観点で徹底比較します。アビタス受講生の私は、他にも補助としてTACやWillyの教材を使用してました。そんな筆者がそれぞれ比較していきます。
この記事を書いている人
単位ギリで地元の駅弁大学卒業→銀行に入社するもツラすぎて1年で退職(年収300万)→税理士試験に挑むも1科目も合格できず挫折(年収380万)→働きながら1年10か月でUSCPA取得→BIG4監査法人金融部転職(年収600~690万)→TOEIC855点獲得→大手FAS(年収910万)
凡人がUSCPA(米国公認会計士)試験の勉強方法や、USCPAを活かした転職方法について発信してます。
USCPA(米国公認会計士)資格のおかげで凡人の私でも5年で年収380万円から910万円に
USCPA予備校アビタスとTACの概要
アビタス | TAC | |
---|---|---|
運営会社 | ㈱アビタス | TAC㈱ |
校舎 | ・東京都新宿 ・大阪府梅田 | 全国35校 |
受講形態 | ・e-learning ・通学 ・両方 | ・通学 ・Web通信 |
講座費用 | 入会金:11,000円 ライトパック:594,300円 フルパック:793,300円 | 入会金:10,000円 通学:484,000円 Web通信:515,000円 |
単位取得費用 | 原則なし 以下が講座費用に含まれる ライト:15単位 フル:53単位 | 大学入学金7,000円 +3単位あたり18,000円 |
受講期間 | 5年 | 2年 |
公式HP | アビタス USCPA講座 | TAC USCPA講座 |
アビタスの特徴
アビタス(abitus)は国際資格の専門予備校です。
アビタスの特徴
- USCPAの合格者が5,000人であり実績は十分。
- 約20分のスキマ時間でも学習できるように講義動画やテキストが構成されている。
- 教材の質が高い。オリジナルテキストが図解も多く見やすく、問題集のボリュームのバランス感がいい。
- 教材は理解重視。
TACの特徴
TACは言わずと知れた資格の専門学校であり、公認会計士や簿記試験以外として、USCPAの講座も取り揃えています。
TACの特徴
- アメリカの成績優秀者9割が使用している本場Beckerの教材を使用。
- 全国35校に校舎あり。
- 問題集のボリュームが十分(アビタスの約2倍)。
- 教材は量重視。
アビタスかTACを選ぶ際のポイント
アビタスかTACかを選ぶ際のポイントは、以下に2点に絞られます。
- 単位認定試験の場所で選ぶ
- 教材との相性で選ぶ
ポイント①単位認定試験の場所で選ぶ
USCPAを受験するためには、会計科目などの単位取得が必要になります。
アビタスとTACいずれも単位取得もフォローしてくれるのですが、単位認定試験の場所や環境が異なります。
具体的には、自宅のPCで受験できるのか、本試験と同じ会場(東京御茶ノ水または大阪中津)にまで行かなければならないか、です。
ポイント②教材との相性で選ぶ
アビタスかTACかを選ぶ場合、教材を重点的にチェックするようにしましょう。
特に、
- テキストは理解しやすそうか
- 問題集のボリュームは適切か
- BECのWC対策は自分の英語力を踏まえて適切か
は必ずチェックしたいです。
アビタスとTACを徹底比較!
費用のコスパを比較
税込 | アビタス | TAC |
---|---|---|
講座費用 | 入会金:11,000円 ライトパック:594,300円 フルパック:793,300円 | 入会金:10,000円 通学:484,000円 Web通信:515,000円 |
単位取得費用 | 原則なし 以下が講座費用に含まれる ライト:15単位 フル:53単位 | 大学入学金7,000円 +3単位あたり18,000円 |
費用総額 取得単位0 | 605,300円 | 525,000円 |
費用総額 取得単位15 | 605,300円 | 622,000円 |
費用総額 取得単位24 | 677,900円 | 676,000円 |
費用総額 取得単位54 | 804,300円 | 856,000円 |
また各割引キャンペーン考慮前である点に留意してください
上表は、各校の講座費用と単位取得数に応じた総費用を取りまとめた表になります。
単位取得費用について、アビタスは基本的に講座費用に含まれている一方、TACは必要な単位に応じて費用が発生する料金形態のため、自分が取得する単位に応じて総額費用がそれぞれ異なります。
上表のとおり、取得単位が0であればTACが最もコスパがよく、54となればアビタスが最もコスパがいいかと思われます。15~24単位程度であればそこまで大きな差はありません。申し込む前に自身の必要単位もチェックするようにしましょう。
単位の取得しやすさを比較
USCPAを受験するために単位取得が必要ですが、アビタスは自宅のPCから受験することができるため、取得がめちゃくちゃラクです。
一方、TACの場合は東京か大阪の試験会場まで出向き、試験と同じ環境で受験しなければなりません。
TACで勉強していた同僚に「アビタスは自宅で受けれるよー」と教えてあげると、愕然(がくぜん)としてました…。単位取得にものすごく労力を費やしていたとのことです。
地方在住者にとっては、単位取得のためだけに旅費が数万円かさんでしまうことになりますので、TACはほぼ除外していいかと思います。
テキストの理解しやすさを比較
アビタスの教材はオリジナルテキスト(日本語)であり、チャプターごとに多くの図表を用いて作成されています。Twitterなどでも、アビタスのテキストはわかりやすいという声が多く、実際私もわかりやすかったです。
TACは、本場アメリカで成績優秀者9割が使用している、Beckerをベースに教材が作成されています。教材の質は十分なのですが、テキストが白黒で無味無臭感があります(好みが分かれますが)。また日本語と英語が混在した解説となっているので、人によっては読みにくいと感じるようです。
問題集の充実さを比較
上記のとおり、TACのほうが収録されている問題数は多く、アビタスの2倍程度となっています。したがって、TACの問題をやり込むだけで合格レベルに十分達することができると言えるでしょう。
反対に、量が多すぎてこなせず消化不良になってしまうリスクもありますが。
アビタスの場合、基本的にアビタスの教材だけで合格できるよう設計されているものの、科目によっては問題集だけでは対応できないものがあります。
私もそうでしたが、本試験において「こんなパターンの問題見たことねえー」と感じるものがいくつかありました。アビタスの問題集はある程度厳選しているため、同じ論点の問題を異なるパターンで出題するようなものとなっておらず、問題集をただ丸暗記するだけでは絶対に合格できる、とは言えません。論点をしっかり理解する必要があります。
以上より各校の教材については、問題集の量でカバーするのがTAC、理解重視のアビタス、と言えるかもしれません。
BECのWC対策を比較
※2024年1月より、USCPA試験はBECがなくなり、選択科目への受験(3つの科目から1科目を選択)へ変更されます。
USCPA試験において、最大の壁のひとつがBECのWC問題(Written Communication)です。
日本人にとって英作文を書くのはハードルが高く、またBECの全範囲から出題されるため、対策が非常に難しいです。
アビタスでは、WCの教材として「BEC 問題集 Volume3」が配布されます。
これはWCの問題と解答がシンプルにまとまっていて、論点集として約111問収録されています。この論点集が素晴らしく、これを丸暗記するだけで広く浅くWC問題を対策することが可能です。
TACの場合、WCの演習・添削セットとして12問の問題と6回分の添削サービスがついています。
私もBEC受験時にアビタスとは別で購入・使用しましたが、正直うまく使いこなせませんでした。
問題が12回分(当時6回)しかついておらず、1問あたり非常に長い文章による解答例であるため、広範囲から出題される本試験の対策としてぶっちゃけ微妙でした。英語のライティングに慣れている人にはいいかもしれませんね。
BECのWC対策としてはアビタスが優れていると断言できます。
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結局、自分に向いている予備校は?
迷ったらアビタス。時間のない社会人におすすめ。
私が多くの人におすすめできるのがアビタスです。
アビタスのメリット
- 約20分のスキマ時間でも学習しやすく構成されおり、問題集のボリュームもTACより絞り込んでいるため、時間のない社会人におすすめ
- 問題集の日本語訳やWC対策問題集が優秀なので、英語が苦手な人におすすめ
- 単位取得を自宅PCで済ませることができるので、試験勉強に集中できる
アビタスのデメリット
- 収録されている問題数が少ない
⇒ただしAICPAリリース問題で対策可能
⇒【関連記事】USCPA予備校アビタスを合格者が徹底解説【割引制度・口コミ・体験談】
\無料です/
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アビタスは、時間のないビジネパーソンが学習しやすいように設計されていることが最大のメリットです。
デメリットとしては、TACよりも問題数が少ないことが挙げられます。ただしこれは、過去問(AICPAリリース問題)を多く解くことで解決できます。
アビタスやTACなど各USCPA予備校は、AICPA(米国公認会計士協会)から過去問(AICPAリリース問題)が提供されており、各予備校に申し込めばおのずとそれらを利用することができます。
AICPAリリース問題は合格のために非常に重要な問題集です。3~5年分を解くことでアビタスの問題数の少なさはカバーできますから、TACではなくアビタスを選んでしまったことによるデメリットはほぼないと思っています。
以上より、どちらか迷ったらアビタスにすることをおすすめします。
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TACは首都圏在住でじっくり勉強したい人向き
TACの最大のメリットは、 本場Beckerの教材を使用できることです。
問題演習の量も充実しているので、テキスト・問題集をしっかりやるだけで合格レベルに達することができます。
デメリットは、単位認定試験を東京か大阪で受験しなければならないということです。
単位取得のためだけに、余計な時間と移動コストがかかるので、地方在住の人にはおすすめできません。
メリットである問題集のボリュームの多さも、社会人にとって消化するのが負担になってしまう可能性もあります。
以上よりTACは、首都圏在住で、学習に専念できる学生や専業主婦におすすめと言えるでしょう。
まとめ:アビタスとTACは徹底比較して自分に合う予備校を選ぼう
アビタスとTACの大きな違いは、単位取得と教材です。
特に教材については、事前にどちらが自分と相性のよさそうか必ず確認するようにしましょう。
各校のUSCPA講座資料
パンフレットで確認することで
■講座費用がおトクになる方法(20%OFFになる教育訓練給付制度の要件)
■教材が自分に合いそうか(テキスト・問題集のサンプル)
■これからの学習スケジュール(各科目の講義カリキュラム)
が詳しくわかります。
いずれの予備校も、資料請求してもしつこい電話やメールによる勧誘はありませんので、気軽に取り寄せちゃってOKです。
アビタスのパンフレットの取り寄せかた
アビタスのパンフレット請求は1分で済みます(無料)。
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数日以内にこのようなパンフレットが届きます。
当時、私もパンフレットを取り寄せてました。そしてアビタスに面談の予約をしました。
翌日、東京行の新幹線に飛び乗りましたが、そこから人生が変わりました。
みなさんも是非、USCPAをきっかけに人生を逆転させていただきたいです。
以上!
アビタスの受講料を安くする方法(紹介割引)
元アビタス受講生の私が紹介することで、入学金11,000円(税込)が割引できます。
【ステップ①】当サイトの『お問い合わせ欄』または『TwitterのDM』に、以下の情報を全て記載してたけぞうに連絡する。
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- 件名「アビタス紹介割引の依頼」
【ステップ②】たけぞうが上記情報を元に申請し、依頼者にアビタスから自動メールが届く。
【ステップ③】自動メールの内容に従って手続きすれば入学金11,000円が割引!
注意点:たけぞうによる申請後、翌月末までに依頼者が申込手続きを終え、受講料の全額入金(またはローン可決)を完了することが必要です。翌月末までに全額入金できなかった場合、たけぞうに連絡ください。再申請します。