宅建は、不動産関連の知識があることを証明する資格です。勤めている銀行でも取得を推奨されている方が多いのではないでしょうか。
宅建の資格を取得することにより不動産の知識の証明となり、さまざまなメリットを享受できます。
宅建は銀行員におすすめできる資格です!
この記事では、銀行員が宅建を取ることについて以下の内容を解説します。
- 取得するメリット
- 難易度や勉強時間の目安
- 合格するためのコツ
キャリアアップや転職に役立つ、宅建以外のおすすめ資格も紹介するので、ぜひご一読ください。
この記事を書いている人
単位ギリで地元の駅弁大学卒業→銀行に入社するもツラすぎて1年で退職(年収300万)→税理士試験に挑むも1科目も合格できず挫折(年収380万)→働きながら1年10か月でUSCPA取得→BIG4監査法人金融部転職(年収600~690万)→TOEIC855点獲得→大手FAS(年収910万)
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銀行員が取得したい宅建の基礎知識をサクッと解説
そもそも宅建は「宅地建物取引士」の略称であり、不動産取引の専門家(宅建士)を示す資格です。
宅建士は、土地や建物の売買、賃貸物件のあっせんなどを行う際に、顧客に対して重要事項の説明をします。これは、顧客が不当な契約を結んで損害を被ることを避けるためです。
重要事項を説明できるのは、法律上宅建の資格を取得している人だけと定められています。
銀行員において融資担当になると、不動産担保登記や不動産評価などを行うことがあり、宅建の知識が役立ちます。
実務や銀行業務検定を経験している人であれば、宅建は取得しやすい資格といえるでしょう。
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銀行員が宅建を取得するメリット6選
銀行員が宅建を取得することには、主に以下6つのメリットがあります。
- 不動産の知識で顧客から信頼されやすい
- 不動産業界への転職で有利に働く
- 銀行業務検定の知識により取得しやすい
- 不動産関連業務で役立つ
- 給料が上がる可能性がある
- 人事考課で評価されやすい
宅建を取ろうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.不動産の知識で顧客から信頼されやすい
宅建を持っていると、不動産の知識があることを証明できます。そのため、顧客や取引先から信頼を持たれやすいです。
たとえば、不動産の評価や法律などを理解したうえで、顧客にとって適切な提案をできます。
また、融資業務では、不動産会社の営業とやり取りすることも多いです。宅建の知識があることで、信頼を寄せてもらいやすくなり、取引がスムーズに進む可能性が高まります。
第三者から見ても「宅建を持っている=不動産の知識がある」とわかるのは、資格を持っているメリットです!
2.不動産業界への転職で有利に働く
宅建の資格は、持っているだけで評価されやすい資格です。そのため、他の銀行だけでなく、不動産業界に転職しやすいのがメリットといえるでしょう。
加えて、宅建の資格を活かして、独立することも可能です!
宅建を取得することで、キャリアの可能性が広がります。
3.銀行業務検定の知識により取得しやすい
宅建の試験の範囲は、銀行業務検定の法務と被る部分が多いです。そのため、銀行員にとっては取得しやすい資格といえます。
また、普段の業務で不動産用語に触れていると、さらに合格しやすいでしょう。
知識がある程度ついている状態で、資格勉強に臨めるのはうれしいですね!
4.不動産関連業務で役立つ
宅建で学んだ知識は、銀行業務に使えるものが多いです!
たとえば、不動産取得税や固定資産税、所得税などの税知識は、不動産や司法書士などとの交渉・資金使途の諸経費計算などに役立ちます。
さらに、都市計画法や建築基準法などの法令は、不動産担保調査に活かせるでしょう。
このように宅建で得た知識は、不動産関連業務で役立ちます。
5.給料が上がる可能性がある
銀行によっては、宅建を取得することで資格手当がもらえる場合があります。
明確なデータはないものの、月に2~3万円程度の手当がもらえるケースが多いです。
年収にすると、24~36万円もアップする計算です!
資格手当があり、給料が上がる可能性があるのであれば、宅建の取得を目指してもよいでしょう。
6.人事考課で評価されやすい
宅建は、合格率15~18%程度の難易度の高い資格です。
そのため、取得することで、昇進・昇格しやすくなったり、人事評価が上がったりしやすくなります。さらに、住宅ローンや債権管理に携わる部門に配属される可能性も考えられます。
銀行員としての可能性を広げたいなら、宅建の取得はおすすめです!
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銀行員が取得したい宅建の難易度
宅建の合格率は、約15~18%です。
50満点の試験ですが、毎回合格基準が変わります。例年の傾向から、だいたい7割正解すれば合格できるでしょう。
例年20万人程度の人が宅建の試験に挑戦し、合格者は3万人ほどです。
宅建の難易度を知るため、以下にて他の資格と合格率を比較してみましょう。
資格 | 合格率 |
---|---|
宅建 | 15~18% |
公認会計士 | 7~10% |
行政書士 | 30~35% |
行政書士 | 10~15% |
FP2級 | 40~50% |
日商簿記2級 | 20~25% |
上記の表から、宅建は簡単な資格ではないことがわかります。しかし、公認会計士や行政書士と比較すると、合格率は高いといえるでしょう。
なお、宅建に合格するためには、約300~500時間の勉強時間が必要といわれています。半年で約84時間、週21時間の勉強が必要になる計算です。
銀行員が取得を目指すなら、仕事終わりで2時間、休日で5時間程度は学習する時間を確保したいです!
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銀行員が宅建に合格するための3つのコツ
宅建は、銀行業務検定の法務と被る内容が多く、銀行員が取得しやすい資格といえます。しかし、まったく学習しないで合格できるほど簡単な資格ではありません。
こちらでは、銀行員が宅建に合格するための3つのコツを解説します。
- 暗記に注力する
- あらゆる教材に手を出さない
- 問題演習をする
知っておくことで、一発合格しやすくなります!
これら宅建の資格学習を始める方は、ぜひ押さえておきましょう。
1.暗記に注力する
宅建の試験は、ほとんどが暗記問題です。主に、不動産に関する法律や専門用語がよく出ています。
そのため、まずは覚えるところから始めましょう。通勤中にもテキストを見たり、音読しながら書いて覚えたりするのが効果的です。
地道な作業ではありますが、暗記に注力することで合格率はぐっと上がります!
2.あらゆる教材に手を出さない
さまざまなテキスト・参考書に手を出すと、知識が定着しにくくなります。
多くの情報を得ようとしてあらゆる教材を使っても、逆効果ということですね。
同じ教材を使うことで、復習がしやすく自分の苦手分野を把握しやすくなります。そのため、テキストや参考書選びは慎重におこなう必要があります。
3.問題演習をする
実際の問題を解くことで、試験内容を把握できます。繰り返し取り組んでいくと「この出題のされ方はこの答えだ」という感覚を掴めるようになるでしょう。
加えて、宅建の過去問を解いて、出題傾向を把握するのもおすすめです。
なお、問題を解く際には、試験と同じ制限時間を設けるのがよいです。できるだけ本番と同じ環境に慣れておくことで、試験当日に焦りにくくなります。
余談ですが、宅建の試験時間は120分です。
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【知っておくべき】銀行員におすすめの宅建以外の資格3選
宅建の資格取得を検討する際に、銀行員が知っておくべきおすすめの資格を解説します。主に以下の3つです。
- 日商簿記2級
- FP2級
- USCPA(米国会計士)
難易度が低く取得しやすいものや大きなキャリアアップを狙えるものなど、資格によって特徴があります!
宅建の勉強を開始して「他の資格を勉強しておけばよかった」と後悔しないように、それぞれの資格について把握しておきましょう。
なお、その他のおすすめの資格は、関連記事「銀行員おすすめの資格10選|資格で年収200万アップした元銀行員が解説」にて紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
1.日商簿記2級
日商簿記は、企業会計に関する基本的な知識が問われる資格です。
2級は、3級と比べると難易度は高めに設定されています。合格率は20~25%です。
日商簿記3級は経理業務の入門的な立ち位置なので、業務で活かすのなら2級は取得しておきたいです。
なお、3級に合格していなくとも、いきなり2級にチャレンジできます!
なお、銀行員に必須の資格である簿記については、「【銀行員に必須】簿記を取得するメリット5選!3つの勉強法と難易度を解説」で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
2.FP2級
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金に関する知識が問われる資格です。主に、以下の内容が出題されます。
- 保険
- 年金
- 税金
- 不動産
- 相続
金融機関に勤めているなら、ぜひとも持っておきたい資格です!
FPの試験は、1~3級を受験できます。キャリアアップや転職を目指すのなら、2級以上の取得を目指しましょう。
なお、FP2級を受けるためには、3級に合格しておく必要があります。ただし、日本FP協会が定義するFP実務経験が2年以上あるなら、いきなり受験することも可能です。
FP2級の合格率は、40~50%です。数字だけを見るなら、今回紹介する資格のなかでは最も合格しやすい資格といえます。
なお、取得しやすく金融知識の証明にもなるFPについては、関連記事「【2級以上が吉】銀行員にはFP取得がおすすめ!6つのメリットや難易度を徹底解説」で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
3.USCPA(米国会計士)
USCPAは、米国会計士の略称であり、アメリカの会計士の資格です。
日本の会計士とは異なり、会計以外にも英語のスキルがあることを証明できます。そのため、試験問題はすべて英語で出題されます。
アメリカの資格ですが、東京と大阪で受験することが可能です。
日本人も受講する方が多く、日本在住者の平均合格率は34%です。
私は、銀行員こそUSCPAの資格を取得してもらいたいと考えています。自分の市場価値を高められたり、ノルマのない職種に転職しやすくなったりするためです。
USCPAを取得するその他のメリットは、関連記事「銀行員にUSCPA取得をおすすめする理由5選|元銀行員USCPAホルダーが解説」にて解説しています。ぜひご覧ください。
不動産に強い銀行員を目指すなら宅建の取得を検討しよう
銀行員には、宅建の資格取得がおすすめです。業務に役立ったり、人事考課で評価されやすかったりするなどの利点があります。
特に、不動産に強い銀行員を目指している方は、ぜひとも持っておきたい資格です!
なお、宅建の資格を取るためには、約300~500時間の学習時間が必要です。
「日々の業務が忙しいのに勉強できるのかな」「効率よく学習を進めたい」と考えている方は、スタディングの宅建講座がおすすめです。
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宅建を始め、USCPA(米国会計士)や日商簿記2級などの資格を取得し、自身のキャリアの可能性を広げていきましょう。
以上!
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