USCPAとは

【プロが解説】MBAとUSCPAの違いと目指せるキャリアプラン!迷った場合の判断基準も解説

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USCPA(米国公認会計士)とMBAは、どちらも企業経営における高度な知識が身につけられる資格・学位です。自身のキャリアアップのために、いずれかの取得を検討している方もいるでしょう。

たけぞう

しかし、USCPAとMBAの違いが良く理解できないと、どちらを勉強すべきか悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、USCPAとMBAの違いを取得時のコストや難易度、またキャリアの可能性など様々な点から比較解説します。どちらを習得すべきか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いている人

たけぞう
米国公認会計士(USCPA)

単位ギリで地元の駅弁大学卒業→銀行に入社するもツラすぎて1年で退職(年収300万)→税理士試験に挑むも1科目も合格できず挫折(年収380万)→働きながら1年10か月でUSCPA取得→BIG4監査法人金融部転職(年収600~690万)→TOEIC855点獲得→大手FAS(年収910万)

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【徹底解説】USCPAとMBAの7つの違い

USCPAとMBAのどちらが自身に適しているのか理解するために、目指せるキャリアや取得条件などを確認しておくことが必要です。

こちらでは、USCPAとMBAの違いを以下の7つの点から見ていきます。

  1. 概要
  2. キャリアパス
  3. 年収
  4. 取得の条件
  5. 勉強時間
  6. 費用
  7. 合格率

一つひとつ見ていきましょう。

1. 概要

USCPAは、アメリカの各州が認定する米国公認会計士の国家資格です。資格保有者は国際会計基準に基づく会計処理や監査業務を担えるようになります。世界で認知度が高く、グローバルなキャリアを築けるのが特徴です。

一方でMBAは、認可を受けている大学院(ビジネススクール)の修士課程を修了した方に与えられる学位です。

たけぞう

つまり、MBA取得者のみができる業務はありません。

MBAの大学院ではリーダーシップや経営戦略、マーケティング、財務管理などの幅広いスキルを学びます。企業の管理職や経営層を目指す人に人気の学位です。

2. キャリアパス

USCPA取得者は、国際的な会計基準が必要な外資系企業や監査法人でのキャリアを目指せます。

たけぞう

具体的にはアメリカ等の海外の監査法人や国内外のコンサルティングファームへの転職を検討している人に適している資格です。

一方で、MBAは会計だけでなく広範なビジネススキルを身につけられます。コンサルタントや事業会社でのマネージャー、CEO候補などの中核的ポジションへのキャリアパスを描けます

3. 年収

USCPAとMBAの取得者は、いずれも高い年収を目指せることが知られています。

USCPA取得者の年収は、年代によって大きく異なりますが500~1,000万円程度です。転職エージェントMS-Japanの2021年4月1日~2024年3月31日の登録者データによると、年代別の年収は以下の通りでした。

年齢年収
20代以下566万円
30代793万円
40代978万円
50代以上1,154万円
全体928万円

参照:USCPA登録者・全科目合格者の雇用実態レポート2024

一方で、MBA取得者の年収は「QS Global Employer Survey 2022」によると、80,227ドルで日本円に換算(1ドルあたり130円)すると約1,043万円です。

たけぞう

MBAは年代別のデータがないため単純な比較はできませんが、いずれも1,000万円程度の年収を目指せることがわかります。

4. 取得の条件

USCPAは試験に合格した上で、ライセンス申請をすることで取得できます受験資格は4年制大学卒の学位要件と、会計単位やビジネス単位などの単位要件を満たしていることの2点です。試験はアメリカの各州で別々に行われています。

MBAは大学院で経営学のプログラムを修了することが条件です。

たけぞう

MBAは日本でも取得できる大学院が多数あります。

また、ボンド大学やマサチューセッツ州立大学などの、海外の大学をオンライン受講しての取得も可能です。

5. 勉強時間

USCPAの取得に必要な勉強時間の目安は、1,500時間以上です。

たけぞう

以下の表は、勉強開始時のスペック別の勉強時間の目安です。

会計の知識や英語力がない方は、2,000時間以上を目安にしましょう。

MBAは大学院に入学するための学習時間として1,000時間程度が目安と言われています。さらに、大学院修了が必要であるため、2年間の修学期間を加味しなければなりません。

6. 費用

USCPA取得にかかる費用は、試験登録費用と学習費用(教材費、スクール代)で80~100万円程度です。

MBAの学費は海外の大学院で700~1,000万円、国内であれば100~500万円程度です。海外の大学院を選ぶ場合には、生活費や渡航費用も別に計算に入れる必要があります。

たけぞう

USCPAとMBAは将来的なキャリアを考えれば高い費用対効果を望めますが、初期投資が数百万円単位で必要になることを覚悟しておきましょう。

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7. 合格率

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USCPAは3つの必須科目と、1つの選択科目の合計4科目受験します。

必須科目、選択科目は以下のとおりです。

必須科目
  • AUD(監査及び証明業務)
  • FAR(財務会計)
  • REG(税法及び商法)
選択科目
  • BAR(ビジネス分析及び報告)
  • ISC(情報システム及び統制)
  • TCP(税法遵守及び税務計画)

なお、各科目の合格率は、40~70%程度です。以下の表を確認してみてください。

Q1Q2Q3合計
AUD(監査及び証明
業務)
44.6346.5847.8046.53
FAR(財務会計)41.9240.5839.8240.59
REG(税法及び商法)63.4363.4562.9763.26
BAR(ビジネス分析
及び報告)
42.9440.2640.1140.59
ISC(情報システム
及び統制)
50.9357.9361.8859.14
TCP(税法遵守及び
税務計画)
82.3675.6772.9175.42

参照:AICPA & CIMA 

MBAは入学するビジネススクールによって難易度が異なります。主なスクールの2024年入試合格率は以下の通りです。

スクール名合格率
スタンフォード大学6.9%
ハーバード・ビジネススクール9.5%
コーネル大学31.2%
慶應義塾大学全日制26.9%、E-MBA61.2%

参照:アガルートアカデミーPoets&QuantsAdmit Labアガルート法律会計事務所

スタンフォード大学やハーバード・ビジネススクールのように、世界的に知られているスクールは合格率が非常に低いのが特徴です。入学前に比較検討する必要があります。

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USCPAとMBAの魅力ポイントと注意点を比較

こちらでは、USCPAとMBAの違いを以下の2つの観点から比較します。

  1. 魅力ポイント
  2. 注意点

表でわかりやすく整理しているので、ぜひ確認してみてください。

1. 魅力ポイント

USCPAとMBAのそれぞれの魅力を以下の表にまとめました。

USCPAMBA
専門性会計士、税理士、監査人、
財務アドバイザーとしての
専門性が身に付く
経営幹部、コンサルタント
起業家として専門性が
身に付く
キャリアの可能性・国際的な企業や会計事務所
での活躍が期待できる
・独占業務である監査の仕事
にも就ける
他業種・他分野での
キャリアチェンジが可能
国際的な評価米国をはじめ多くの国で
認知されている
特に有名校のMBAは
世界的に評価が高い
ほかITやファイナンスの
知識も身に付く
広い人脈を構築できる

USCPAは会計に特化しており、MBAは経営全般の能力が身に付きます。そのためキャリアの可能性では、USCPAは会計や監査などの専門職、MBAは様々な業種への就職・転職の可能性があると言えます。

国際的な評価という面では、USCPAは海外で広く認知されている資格です。

たけぞう

一方で、MBAの国際的な評価は入学する大学院によります。

MBAは資格ではないため、大学院での学びは自身次第です。ただし、大学院での修学を通じて、広い人脈を構築できる点はMBAの魅力と言えます。

2.注意点

USCPAとMBAのそれぞれの注意点も比較して確認しましょう。

USCPAMBA
難易度受験・ライセンス取得の条件
が厳しく試験範囲が広い
・入学選考の競争率が高い
・受験から卒業まで膨大な量
の学習が必要
専門性主に会計、税務、監査分野に
特化しており他分野への
適応力は限定的
経営全般を学べるが、
専門性が薄くなる
ケースがある
資格の活用日本では監査業務が
できないなど、
国によっては資格として
認められない
・資格ではなく学位
・独占業務等は存在しない
学位の評価は学校名や
ランキングに依存している
更新要件ライセンス維持のために
継続教育 (CPE) が必要
・更新は不要
・スキルの陳腐化を防ぐための
継続的な学習が必要
取得コスト受験料や維持費用が高額・学費が高額で留学する場合は
生活費や渡航費も加算される
時間的制約合格までに1,600時間程度
の学習時間が必要
大学院に通っている期間は
キャリアにブランクが生じる
場合がある

USCPAとMBAは、どちらも学習範囲が広く、難易度が高い点で共通しています。

専門性という点では、USCPAが会計や税務知識に特化している分だけ適応力は限定的です。一方でMBAは経営全般を学べますが、専門性が薄くなる点に注意が必要です。

たけぞう

資格の活用については、USCPAは日本で監査業務ができません。日本での監査業務は公認会計士の独占業務です。

MBAは資格ではなく、あくまで学位であるため、独占業務はない点を把握しておきましょう。

なお、資格であるUSCPAには、継続教育(CPE)を受講するという更新要件があります。一方でMBAには更新要件はないものの、知識が薄れないように継続的な学習は必要です。

それぞれの注意点についても理解したうえで、どちらを習得すべきかを検討しましょう。

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USCPAとMBAはどっちがいい?4つの判断基準

USCPAとMBAのどちらが良いか迷っている方は、以下の4つの判断基準を参考に選んでみてください。

  1. 将来的なキャリアの目標
  2. 身につけたい知識と専門性
  3. 資格取得にかかる時間とコスト
  4. 自分に適した学習スタイル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 将来的なキャリアの目標

まずは将来的なキャリアの目標という観点です。企業での経営層を目指している方はMBAを、税務・会計分野の専門家として仕事をしていきたい場合はUSCPAが適しています。

たけぞう

USCPAは具体的には「外資系企業の経理・財務部門」や「国際的な会計事務所や監査法人」などの仕事に就くことが可能です。

2. 身につけたい知識と専門性

身につけたい知識と専門性という観点では、会計分野への専門性を高めたい方はUSCPA、経営全般の幅広い知識の習得や企業のマネジメントを担いたい方はMBAがおすすめです。

たけぞう

将来的なキャリアの目標と結び付けて、自身がどのようなスキルを身につけたいのかを考えてみてください。

3. 資格取得にかかる時間とコスト

社会人の方にとっては、時間とコストの制約を無視できません。比較的低コストで短期間での取得を希望する場合はUSCPAがおすすめです。

たけぞう

一方で、長期的な投資と人脈形成を重視する場合はMBAが適しています。

MBAは大学院を修了する必要があるため、受験準備期間を含めて3年程度はかかります。また、費用もMBAの方が高額となる点を理解しておきましょう。

4. 自分に適した学習スタイル

学習を効率的に進めるには、自身のスタイルに合った方を選ぶことが大切です。

USCPAは一人で黙々と学習することが好きな方に向いています。一方で、MBAは集団学習や実践的な経験を重視したい方に適しています。

たけぞう

USCPAとMBAは学習スタイルが大きく異なるため、自身に向いている方を選びましょう。

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USCPAとMBAを同時取得してもいい

USCPAとMBAで迷っている方の中には「どちらも取得する」という選択肢もあります。両方の取得は、企業でのマネジメント層へ早期にステップアップできる可能性が広がるでしょう。

たけぞう

USCPAの専門スキルだけでは、マネジメント層への早期のステップアップという観点で見ると不十分です。

MBAを合わせて取得することで、経営の知識だけでなく、様々なビジネスシーンで応用できる知見が身に付きます。企業によってはMBA取得者を幹部候補として採用するケースがあるため、キャリアアップを入社当初から目指すことも可能になるでしょう。

USCPAで学べる会計知識とMBAで得た経営スキルは、組み合わせることでより高度なビジネスに対応できる人材として評価されます。

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USCPAとMBAの違いを理解してキャリアプランに合った選択をしよう

USCPAとMBAは、どちらも企業経営における高度な能力を身につけられる資格と学位です。それぞれで身につけられる専門性によって、キャリアの選択肢は大きく広がります。

USCPAは、会計の専門的な知識と一定の英語力が評価される資格です。キャリアとしては外資系企業や監査法人への就職が考えられます。ただし、日本国内企業では監査業務は行えない点を把握しておきましょう。

一方でMBAは、経営全般の知識や応用力を身につけられる学位です。評価は大学院によって異なりますが、将来的にマネジメント層を目指す方は、MBAで学んだ知識や人脈は大いに役立つでしょう。

たけぞう

それぞれの特性を理解し、短期的・長期的なメリットを見極め、自身の目標達成にはどちらが最適かを判断してみてください。

なお、USCPAの取得を検討している方は、関連記事「【初学者必見】USCPAの学習スケジュールを私が決めます」がおすすめです。

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以上!